先日の東京都知事の緊急会見にて、東京都内での新型感染症の感染者拡大に伴う、都内における不要不急の外出を自粛する要請が発表されました。また併せて、イベント等についても開催を控えるようにとの要請がありました。

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本来であれば、都内での感染をこれ以上拡大させないためにも、感染防止に協力することはやぶさかではなく、当公演も中止にするのが妥当と考えます。しかしながら、当公演においてもそうですが、ふつう興行イベントが中止となることは、主催者に対して大きな負担を与えます。中止したくても中止することができない人は多く存在しているのではないでしょうか。

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現在、国も都も、自粛によって中止としたイベントに対して適切な補償を用意できているとは思えません。亜人間都市としては、この現状は不健全な状態であると考えます。今の国や都の要請に従うことが、部分的にでもそれらを肯定するという意味合いを持つ以上は、要請に従うことはできません。

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感染防止に協力したい思いと、要請に従うことができないという考え。亜人間都市としては、どちらか一方を選択するのではなく、そのどちらもを表現したいと考えました。

 

そこで、亜人間都市は今回の公演を半分自粛し、半分敢行することにいたしました。

 

内実としては、想定していた最大席数を半分とした上で公演を敢行いたします。ご来場予定のお客様が安心してご観劇できるよう、引き続き可能な限りの感染対策を行ってまいります。また客席数が少なくなってしまうため、ご予約されていないお客様についてはお早めにご予約いただけますようよろしくお願いいたします。

 

半分自粛し、半分敢行することは、感染拡大を阻止するために亜人間都市の考えたアクションです。何卒ご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。