演劇における新型感染症の影響は、もはや言うまでもないかと思われます。亜人間都市も前回公演が中止する運びとなりそれなりに大変でしたが、済んだことなので切り替えて、再稼働のための準備をします。具体的に言うと、９月末に予定している公演が可能かどうかを測りたい気持ちです。それともあるいは、これはある種「リハビリをしたい」というような気持ちかもしれません。

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新型感染症のなんやかやで、いろんなことが立ち行かなくなってがっかりしたり、あるいは無理やり希望を見出そうと空騒ぎしてしました。自粛生活の中で「なにかしたい」というモチベーションが溜まる一方、私の身体は今やぐったりと疲れ切ってしまっています。この心身のギャップを埋め合わせないと大怪我をしてしまいそうなので、ここでひとつ、「身体で考える」ということに改めて取り組みたいと思います。

私たちには身体があって、代わり映えのしない毎日の中でも、身体は日々何かを感じ取って生きていて、しかし自覚を持たなければ、感覚はどんどん失われていってしまいます。直接集まるのは依然難しい状況ですが、できる形でやります。再び走り出したときに、躓いて転んでしまわないために。